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紳士的賭博観測記録
神出鬼没の変態紳士「やまさん」が贈る脳汁全開コラム。日夜「取材」と称しホール徘徊に勤しむ高純度のスロ中毒者。もしかすると、今夜あなたのホールに訪れるかもしれません。
「紳士的賭博観測記録」 vol.14(06.08.03 UP!)

【エスパーK】

超能力…人間の力では不可能とされるようなことができる能力。テレパシー・透視・予知・念力など。(大辞泉より)

皆様、超能力というものをご存知でしょうか? 冒頭からこんな不可解な問いかけをしようものなら、すぐさま黄色い救急車が飛んで来そうですが、実はとっても真面目な質問なのです。

UFO、心霊等のオカルトものは結構興味を持っていたりするのですが、超能力に至ってはあまり感心がありません。「ユ○・○ラー」とかも実際どうでしょ、ってなもんです。そもそも、ゲリだかゲロだか分からないような名前からして怪しさとニホヒがプンプンですよ。

スプーンを曲げてみたり、目隠しをしたままで物を見たり…。しかもTVでやってしまうんですから、何かトリックがあるのではないかと詮索もしてしまいます。ゲリっとゲロっとお見通しだ!

予言だってそうです。約10年前、高校生だった私は、「ノス○ラダ○ス」の予言にすっかりビビってしまい、

「どうせ地球は無くなるんだから、勉強したって無駄だ。力の限り遊びつくしてやる。」

などと年柄年中遊び呆けておりました。真面目に勉強に勤しむ者に対しては、

「もうすぐ地球の終わりが来るっていうのに、ご苦労さんなこった。プププ。」

と、クラスメイトを嘲笑っていましたっけ。今思うと首を吊りたくなる程の後悔に襲われます。


世紀末に関する予言というものは世の中に掃いて捨てる程あるらしく、大抵のものはアンダーグランドな世界に身を潜めていたようです。まぁ、宗教にイカれた連中のバイブル的存在なのでしょう。

しかし、上記の「ノス○ラダ○ス」はそれらとは一線を画する存在でした。メディアの力の所為なのか、世間に対する影響力が半端無く大きく、私のようなヘナチョコBOYなんてイチコロでした。

近所にある観音様像(なんと自由の女神より大きいらしい)よりも巨大な悪の大王が異次元から降臨し、破壊の限りを尽くす。静かに閉じてあったはずの目が開き、その目から灼熱の炎が発射され、辺り一帯は焼き尽くされるのです。必死に抵抗する自衛隊のヘリや戦車も木っ端みじん。正に地獄絵図。

ヘナチョコBOYの脳内にはそんなおぞましい光景が駆け巡りました。もう布団をかぶってガクブル。できれば地下シェルターに逃げ込みたい。そのような緊張状態の中、勉強なんて手につきようがありません。

結果、何事も無くミレニアム(懐かしい響き)を迎えた次第ではありますが、その時には既に予言の事などすっかり忘れ、呑気に居酒屋でカウントダウンしてました。

この件により私は超能力、特に予言というものは一切信じなくなりました。大体、いい加減な予言だったら私にだってできますよ。例えば「…」、なんでしょうね、さっぱり浮かびませんでした。ごめんなさい。

と、と、とにかくですね、予言なんてね、信じないんですからねっ!

しかしここで重大な問題が発生していることに気付いたのですが、私のプロフィール覧に「必殺技/次にペカる台を感じ取る」とありますね。
(これは冗談でも何でもなく、本当にそう感じることがあるのですよ。これ以上言うと、や、やばい、黄色い救急車が…)

これは紛れも無く「予言・予知」の部類に入ります。でも予言は信じられない…うーん、どうしたものか…。悩んでいても仕方ありません。取り敢えず「けんさん」と取材に参りますか。


そんなこんなで何故か取材に来てしまったのですが、やっぱり「予知」というものに頼って台選びをしている自分に気付きました。

「そろそろペカるかな〜ぐへへぇ〜。これも早そうだ〜、こっちは遅漏かな〜?」

と選んだ一台。2千円だけと誓い(←塩っぱい、塩っぱすぎる)回すと、本当に2千円で無音BIG。見事なまでの予想適中に失禁寸前。その後50ゲームほど回し、「5千円位プラスだヒャッホー!」と浮れ、計測器に行こうとすると、

「おいコラ、何イモ引いとんのじゃコラ。良さげな北斗があんだろうがコラ。」

けんさんではないですか〜。イモってなんですか〜。ましてや北斗はあれほど無茶だと言ったじゃないですか〜。と抵抗を試みたのですが、あいにく彼は鬼の形相で仁王勃ち。スロット台のレバーと間違えてレバーオンしてしまいそう。とにかく、とても相手にできる様子ではございません。

「仕方ないですね…、いまだにリール配列もよく分かりませんが…」

デレレレー、スイカですか、あっ取りこぼしてしまいました。またデレレレー、今度はチェリーみたいです。慎重に、慎重に…2チェ! やりました! これが見事にボーナス当選。

『けんさん、あなたはエスパーだったのですね…。さっきまであれ程否定していた自分が恥ずかしい…。』

しかし「白オーラ」。微妙な空気が二人を包み込みます。せっかくけんさんが導いてくれたボーナス、半端な結果で終わらせる訳にはいきません。普段以上に力が入ります。あっ押し順間違えちゃった。

大変申し上げにくいのですが、あろうことか2連でばしゅーん。しかもパンチ一撃、弱すぎです。

「おいコラ、舐めてんのかコラ。引きが弱すぎるんだよコラ。」

やっぱり予言は信じない。



怪しい予言には気を付けましょう。




取材ホール/S市F町:【P】大きめなチェーン店、ドルフィンな感じ。
プレイ機種/ジャグラー、北斗:取材投資2,000円 回収0円
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