神出鬼没の変態紳士「やまさん」が贈る脳汁全開コラム。日夜「取材」と称しホール徘徊に勤しむ高純度のスロ中毒者。もしかすると、今夜あなたのホールに訪れるかもしれません。
「紳士的賭博観測記録」
vol.25(06.11.02 UP!)
【東京 〜前編〜】
外の景色は流れるように移り変わり、2時間足らずで出張先である東京に到着。まぁ、実際は景色なんてものには目もくれず、新幹線の車中ではひたすらにお下劣な週刊誌を熟読しておりましたけどね。
週刊誌の表紙を所狭しと駆け巡るキャッチコピーの数々。「●●の密会スクープ」やら「痴漢ブームでなんちゃら」などと、仰々しいコピーが踊り狂います。もうね、この煽りコピーだけでその辺の紳士淑女は週刊誌の虜になってしまっています。
しかし私にとって有名人のスキャンダルなど死ぬ程どうでもいい事なのです。不細工ギャルのパンチラくらいどうでもいい。
下劣極まる週刊誌の醍醐味、それは「袋とじ」しかないでしょう。大人も子供も老人も、秘められた「何か」に対する好奇心は想像を絶するパワーを持つものです。雑誌売り場で必死に覗き込む中学二年生や、立ち読みしながらすでに破っている中年サラリーマン。まさに勃ち読み、というか破ってしまったら犯罪なのでは…。
恥も外聞もなく、貪るように「袋とじ」に飛びつくオス達。子供からお年寄りまで、全ての男が虜になってしまいます。これほどまでに魔力を発するものは、世の中そうそうありません。
もれなく私も「袋とじ」の奴隷と化していますので、一番魅力的な「袋とじ」の週刊誌を探し当てることに必死なのです。
「グラビアアイドルが遂に脱ぐ! はち切れんばかりのむちむちボディ!!」
「超有名大企業社長秘書に、あんなコトやこんなコト」
う〜ん、どれもイマイチですな。なんかこう、パンチの効いたヤツが良いですねぇ。メガトン級にそそるブツでなければ、この私を満足させるには至らないでしょう。
「とにかくデカすぎKカップ」
まちがいない。これしかないでしょう。シンプルイズベストとは良く言ったものです。何事にも共通して言えることですが、迷った時には基本に帰るものです。貧乳フェチな殿方には申し訳ございませんが、私の基本ここにあり。
座席につくや否や、鼻息荒く「袋とじ」をびりびりと破ります。本来ならば、風俗ページや連載官能小説などを見て徐々にボルテージを高めていくというのが紳士としての習わしでしょう。いわゆるセオリーってヤツでしょう。
しかしですね、そんなセオリーに縛られていては半人前です。「右にならえ」という島国意識モロ出しではないですか。これでは変態紳士は務まりません。
優しく慎重に、ときに乱暴に破っていきます。少しずつヴェールを脱ぐ秘密の花園。高まる期待に息を飲み、ついにその全貌が明らかになりました。心なしか、両隣の殿方のチラ見も激しくなっています。
ヘナチン野郎ならば独りでこっそり見るのでしょうが、変態を名乗る人間であればそのスタンスまでもが違ってきます。両手を真っすぐ前に突き出すように、雑誌本体を目線の高さに持った状態で見るのが真の男ですよ。
どうだ、と言わんばかりに「袋とじ」全開。どうですか、この剛胆ぶりに嫉妬するでしょう。男気をたっぷりアピールした後、本題の「袋とじ」ページを拝見。
う〜〜〜〜〜ん、イマイチですな。この人、本当にKカップなのでしょうか。とてもとても疑問を抱いております。なんか「でろろ〜ん」とお餅のように垂れ下がっています。残念無念。
仕方ありません。風俗広告のページでも見て、出張先での濃密な夜に期待しましょう。危険と欲望が渦巻く大都会の風俗業界。鬼が出るか蛇が出るか、とてつもなく恐ろしいのですが、これも経験だと思ってがんばるしかないですよね。
袋とじに過度の期待は禁物です。
→次回、後編に続く
取材ホール/---市---町:【---】
プレイ機種/下衆な週刊誌:取材投資360円 回収0円
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