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紳士的賭博観測記録
神出鬼没の変態紳士「やまさん」が贈る脳汁全開コラム。日夜「取材」と称しホール徘徊に勤しむ高純度のスロ中毒者。もしかすると、今夜あなたのホールに訪れるかもしれません。
「紳士的賭博観測記録」 vol.55(07.06.09 UP!)

【恐怖との対峙】

今日だけは、何としてでも「勝利」する必要がありました。

えぇ、もちろんスロットのことです。目標額もきちんと定め、時間と機種のスペックを照らし合わせながら決定したのが「アストロ球団」。スカ●ロではありません。

6月某日、妻の誕生日を前日に控えていました。しかし、祝うにしては財布が頼りない気配。ざっと6,000円程度のお小遣いではいかんともしがたいですよね。

やっぱり、美味いものを貪り、気の効いたプレゼントの一つでも買っていかなければ、紳士としての品格を疑われてしまいますもの。

でもね、スロットってギャンブルじゃないですか。当たり前すぎて、改めて言うのも恥ずかしいんですけどね。勝ってヘルスでウヒョヒョな時もあれば、負けて文無しになってしまう恐れもありますよね。それなら、6,000円の範囲内で何かをすれば良かった、と後悔するかも知れませんもの。

でもね、いつだって先は見えないもの。結果を恐れるよりも、まずは行動すべきなのです。もしかしたら、これはチャンスなのかも知れませんし、不幸の前触れかも知れません。そんなこと、誰にだって分かりません。

だから行動するんです。


ということで、行きましたよ、突撃ですよ。やって来たのは県内大手の「T」グループ。獰猛な動物らきしネーミングですが、決して「炊飯器」とかは扱っておりません。

なんでも、「■■周年! すごいだろ!!」と仰々しい看板が掲げられていましたが、内心「どうでもいい」と思っていました。要は、勝てれば良いんだ、ってね。とにかく、今日だけは負けることは許されなかったんです。

あぁ、神様仏様、この腐った変態に、どうか御加護を…。なんまんだぶ…。


念仏を唱えながら突入した私は、一台だけ空きのあるスカ…いやアストロ球団を見つけ、迷う事無く着席。脳内ではカチカチに盛り盛りしたドル箱が飛び交っていたんですけど、心中は穏やかではいられません。やっぱり負けることが恐いんですね。

「次の千円で当たらなかったらどうしましょう。ガクブル…。」

でもね、男が一度「打つ」と決めたら、とにかく打つしかないんですね。結果「鬱」になったとしても打つしかないんです。男ってバカな生き物ですもの。えぇ、バカで結構クックドゥードゥルドゥ!


この世に生きている限り、リスクからは逃れられません。車に乗る、餅を食べる、オ●ニーをする…。どんな些細なことにも危険が潜んでいて、いつ何時悲劇に襲われるのか分かりません。

でも、そんな些細な事の一つひとつに脅えていては、毎日の生活に支障をきたしますよね。では、なぜ人々は、今夜も安心してオ●ニーに励むことが出来るのでしょうか。

それは至って簡単なこと。「慣れ」てしまったから。どんなことでも「初体験」はやってきます。最初は未知のものに対し腰が引けていても、経験してしまうとそれが当たり前になってしまうんです。

「餅を食べた事がない。恐いから食べない。」

こんな事を言ってしまっては、せっかくの「餅デビュー」のチャンスをドブ川に捨てるようなもの。そして、その餅は弟の口に運ばれ、「お兄ちゃん、美味しいよ!」なんて言われたって後の祭。

やっぱりね、男たるもの、攻めて攻めて攻めまくっていなければなりません。でも、実は攻められたい私は生粋のマゾヒスト、今夜もどこかでアヒィー、ってのはどうでもいい。


スカ…いやアストロチャーンス!!

そんなこんなで、なんだかチャンスモードに突入した模様です。略してスカチャンですかね。え? スカじゃない? よく分かりませんが、その後打ち続けるとボーナス確定しました。当たったのに、意味不明でツマランかったわい!! やっぱり「ぶりちかぁ〜」って光る花が良いです。

結局、目標額までは遠く及びませんでしたー、及びませんでしたー、及びませんでしたー…。妻への言い訳を考えなくてはなりませんので、今週はこの辺で。では、バイナラ。



ビンチはチャンス、チャンスはピンチ。どっちでも良いけど、逃げてはイカンです。




取材ホール/K市K町:【T】ネコかいな
プレイ機種/スカ●ロ球団:取材投資5,000円 回収12,500円
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