パチスロ放浪記ロゴ
紳士的賭博観測記録
神出鬼没の変態紳士「やまさん」が贈る脳汁全開コラム。日夜「取材」と称しホール徘徊に勤しむ高純度のスロ中毒者。もしかすると、今夜あなたのホールに訪れるかもしれません。
「紳士的賭博観測記録」 vol.84(08.02.01 UP!)

【玉砕覚悟 〜後編〜】

ハロー皆様。ちょっと風邪をひいてしまったんですけど、なんとか病魔から逃げ延びることができました。

これでようやくスロットが打てるわけなんですが、なんだか重大な事を忘れているような気がするんですよね。これは気のせいでしょうか。

あ、思い出しました。前回の紳士記録は2部構成だったんですよね。すっかり続きを書く事を忘れていましたよ。まぁ、「弘法にも筆の誤り」って言いますし、「チ●ポウも後方の穴に誤って挿入」って言いますしね。

そんなこんなで、ダンディズムがビショビショに溢れ出る下ネタでシャキッとしたところで、続編をどうぞ。



―――現在の負債総額2万6千円。光熱費の支払いも危うい状況だ。

だが、光熱費がどうなろうとも、大小問わずボーナスを引けなかった自分自身が引き下がる訳にはいかない。それが勝負師というものだ。いや、これは中毒者特有の症状かも知れない。

この後も中毒症状が止むことはなく、勝負続行を決意する変態紳士。決して手をつけてはいけない種銭を使い、負債を取り戻すべく新たな賭場へと赴くのであった。

午前と呼ばれる時間帯が終わろうとする頃、到着したのは「悪夢の広場」と悪名の高い「N7」。店名から連想される「新しい」イメージは皆無に等しい。

この界隈は、県内最大手「Tグループ」のホール2店をはじめ、スロット専門店や閑古鳥が大量発生している店などが建ち並ぶ「パチンコ激戦区」。ここは、休日ともなると多くのパチンコ狂いがひしめき合う、負のオーラに包まれた禍々しいエリアなのだ。

そのようなパチンコ狂いの群れに冷ややかな視線を向けている私も、実は単なるスロット狂い。皆と同じように「悪夢の広場」へと吸い込まれていくのであった。

店内は大盛況。しかし、店内の大半はパチンコ狂いで埋め尽くされており、スロットのシマの客付きは2割程度だ。まさに5号機汚染時代を象徴するかのような光景である。朝イチ勝負というリクスを負っても、高設定を掴んだ時のリターンが少なすぎるから仕方の無いことであろう。

さほど回されていない台から狙い台を絞る事は困難である。いつもの私なら、お尻の穴から発せられる第六感を駆使し、最高設定台の狙い撃ちを試みるのだが、生憎今は手負いの獣。下手な勝負は控えなければならない。

大きな勝負に臆した私はコソコソと甘デジのシマへ。空いている台にテキトーに座ったところ、あれよあれよと言う間に2箱を積むことに成功。このまま順調に出続ければ、先ほどの負債を取り戻すことも可能だ。

そして、あれよあれよと飲み込まれ、誇らしげに積んでいた2箱は見る影も無くなった。最後の一玉、最後の一回転に全身全霊をかけて念力を込めたが、お尻の穴から空気が出ただけだった。そして、それが想像を絶する芳香であったのだ。

周囲から突き刺さる視線に耐えかねてシマから逃げ出した私が、命辛々辿り着いたのは閑散としたスロットのシマだった。


「仕方ない、今日はコイツと心中だ」


生とも死とも読み取れる深紅に染まった筐体。とは言っても、「お宝なんとか」でいつも戯れている蒼い筐体の色違い、「惣流パネル」だ。

チェリー、スイカ…。次々と落ちて来る小役。確率からすると、軽く最高設定を超える数値を叩き出している。後ろの穴から発する第六感も捨てたもんじゃない、と口元が緩む。

しかし、いくら小役が落ちようとも、肝心のボーナスを引く事ができない。負債は徐々に膨れ上がり、先の「お宝なんとか」と合わせると4万円にまで届こうとしている。


(く、活動限界が近づいている…。このままでは家賃も払えない…)


隣のオヤジは小気味良くボーナスを引き続けている。チェリー頻度、ボーナス当選比率から推測すると設定5が妥当なところだろう。


(くそ…、オヤジ、帰ってくれ! その台を打たせてくれ!!)


「よっこらしょ!」


(あ、本当に帰っちゃった。ぐひひ、ラッキー!)


もうね、ここから閉店までの約10時間、休むことなくブチ回しですよ。食事を採らないのはもちろんのこと、後ろの穴から「第六感の塊」を排出することも我慢しましたからね。とにかく一回転でも多く回さなければイカンじゃないですか。

その結果、最初に推測した設定の確率以上に当たり続け、最終的にはBIG30回を超えましたね。我が家の博徒「カミさん」と同行していたため、出玉共有などで減らしたものの、エヴァだけの差枚数はざっと4千枚。上出来ですよ。

そんなこんなで、気の済むまでスロットと戯れることに成功し、その上負債を取り戻す事もできました。これで当分の間は中毒症状に悩まされることもないでしょう。


ということで、奇跡の逆転劇は幕を閉じました。とは言っても、さほど増えてはいないんですけどね。とにかく、思う存分スロットを打つことができましたので、幾許かの間はホールから私の姿が消えることでしょう。


ホールでの「後ろのホール」からの空気漏れに注意。




取材ホール/(第2ラウンド)S市Y町:【N7】お尻から空気出た
プレイ機種/甘デジとかエヴァとか:取材投資10,000円 回収46,000
けんさん・やまさん パチスロ放浪記/Copyright(c)2006 Kensan & Yamasan All rights reserved.