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紳士的賭博観測記録
神出鬼没の変態紳士「やまさん」が贈る脳汁全開コラム。日夜「取材」と称しホール徘徊に勤しむ高純度のスロ中毒者。もしかすると、今夜あなたのホールに訪れるかもしれません。
「紳士的賭博観測記録」 vol.93(08.04.19 UP!)

【お江戸出張記】

ローハー、変態読者の皆様。

勘の鋭い方でしたら、この挨拶で全てお見通しのこととは存じますが、ここ陸奥(みちのく)からお江戸に出張して参りました。あれれ、タイトルに書いてありましたね。うっかりさんでしたね、私。

実は今回の出張は、約半年振りのお江戸出張でしたので、期待に股間を膨らませていたんです。もうね、はち切れんばかり。

いやはや、半年とは長い時間でしたよ。お江戸方面では、誰も私を必要としないものですからね、ずっとトーホグで悶々としていましたよ。やっとチャンス到来ですよ。

しかしですね、よく考えてみると、今回の出張はお仕事ではなく、「新入社員の顔見せ」という名目で行われたものだったのです。事実、私は単なる案内役。言わばツアーガイドでありまして、やっぱりお江戸からは必要とされていないことを確信しました。

でも良いんです。お江戸の空気に触れるだけでも嬉しいんです。なんと言っても生粋の田舎者ですからね。オノボリさんですからね。実際、観光スポットのことしか頭にありませんもの。

ということで、新入社員にアレコレと説明しながら「メガシティ・お江戸」を歩きました。


「ここがお江戸駅でございます。まずは、ヤマノテラインでシブヤまで行くざます。」

「はぁ。」


「おっと、エビス駅でございますよ。ヱビスビールのCMで使用されているBGMが流れていますよ。喉が渇きますなぁ。」

「ビール飲みませんから。」


「さぁさぁ、ここがシブヤです。私はこの恐ろしい街で一泊するんです。いつ何時狩られるか分かりませんからね、気を抜けないんですよね。」

「危ないんですね。(棒読み)」


「この道玄坂を上っていくと、お客様の会社があるんです。まずはそこへご挨拶に伺いましょう。アレコレとすごい会社なんですよ。」

「すごいんですね。(棒読み)」


まぁ、このようにハートフルすぎる会話を弾ませ、「コンクリートジャングル・お江戸」を歩き回っていたんです。しかしハートフルすぎるぜ、まったく。何を考えているのやらワケワカメ。ワケ若乃花。

私は生粋の田舎者ですから、お江戸にやってくるだけでウキウキするんですけど、新入社員の表情は今一つ曇っています。健全な若者でしたら、渋谷で遊んで、表参道でショッピングの一つでもすれば気分上々だと思っていたんですけど、どうやらそんなに簡単な問題ではなさそう。

うむむ。ここはひとつ、とっておきの秘技を繰り出さねばならない時がきたのかも知れません。秘技でヒギィとか言わせなくてはなりません。しかしこの秘技は諸刃の剣。失敗すると自身にダメージを受けてしまう恐れがあるのです。でも私は恐れません。失うものなど何一つ無いのですから。


「あ、あ、明日は秋葉原に行きましょうか。」

「…………。」

「(しまった、討ち損じたか。変態に続いてキモオタのレッテルが貼られてしまいましたね。むむむ、無念。だがそれが良い。)」

「アキバですかっ!!!!!!」


新入社員は瞳を爛々と輝かせ、私を見つめています。「!」が「w」になっていても、何らおかしくないほどの勢いです。「うぇwwwうぇwww」とか言い出しそうです。活字だと平気なんですけど、実際に耳にはしたくない。

しかし、ここで重大な問題が発生してしまいました。実は、この新入社員は女子でありまして、女子向けのアキバスポットなど私は全く知りません。

これが野郎だと話は早いんです。メイドカフェに行って「萌え〜」とか言ってればいいじゃないですか。エロゲーやエロフィギュアも満載じゃないですか。うん、悪くないプランです。

しかし、このようなお下劣な空気がムワンと漂う所に、新入社員を連れて行く訳にはいきません。事前に調べておけば良かったと後悔しましたが、後悔チ●ポ勃たず。


「どこか行きたいスポットはございますかね。」

「別に………ないです。」

「(…が長い)」


「では、せっかくですから浅草にでも参りますか。観光っぽくて素晴らしいではありませんこと。」

「浅草………ですか。」

「(…が長い)」



誰か女子向けアキバスポットを教えてください。




取材ホール/T都T区:【K門】
プレイ機種/浅草海苔(お土産):取材投資1,900円 回収0円
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