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ほら、あなたの隣。
その彼が私かもしれませんね… ![]() vol.102(08.06.28 UP!) 【ダンジョン】 ドラクエなどのRPGには、必ずと言っていいほどダンジョンがあります。 「なんとかの洞窟」や「なんとかの塔」など、冒険を進める上で重要な役割を果たすアイテムなどは、おおよそこういったダンジョンに潜んでいるものです。 そういった刷り込みもあり、ダンジョンを見つけるととりあえず入ってしまうのがロープレマニア的人情じゃないですか。ワンランク強いモンスターを退治し、まだ見ぬお宝を獲得するわけじゃないですか。これこそ冒険アドベンチャーです。 でも、もしも現実世界にそんなものが存在したとしたら、あなたは潜入しますか? これは、今からおよそ20年前、亀頭に「皮の帽子」を装備し、防御力が2ほど上昇していた小学生時代のお話です。 当時の子ども達の遊びの代表格と言えば「ファミコン」でした。 しかし、それは一部の上流家庭にしか許されなかった遊びであり、我が家ではファミコンの「ファ」すら言おうものなら、家から追い出される勢いで叱られていました。 やはり子どもは大自然の中で悠々と遊び回るものであり、家に籠ってファミコン三昧ではイカン、というのが我が家のしきたりだったのです。 そういった経緯もあり、私は外で遊ぶしかありませんでした。山に登っては昆虫を探し、川に入ってはザリガニを探していました。 でも、こんなことを毎日繰り返していれば、そのうち飽きてくるんですよね。ですから、いつもとは違う山や川に行くことになったんです。 ある日の夕方、近所の友人数名と、町内のある山へ向かいました。その山のふもとには集落があり、そこを抜けてさらに奥へと向かいました。 夕方でしたが外はまだまだ明るく、日が暮れる気配はありません。しかし山の奥へと進むにつれ、うっそうと生い茂る木々に日の光は遮られ、どんどん暗くなっていきます。 「ちょ、ちょっと暗いですね。大丈夫なのでしょうか…」 「大丈夫だって。やまさんはビビリだな〜」 「おい! ちょっと見ろよ! 洞窟があるぞ!」 そこには、なんだか分かりませんが、岩肌を削ってできた洞窟がありました。しかも洞窟はそこだけでなく、周辺にいくつもの横穴があったのです。 ←戻る 進む→ ◆トップページ Copyright(c)2006 Kensan & Yamasan All rights reserved. |