ほら、あなたの隣。
その彼が私かもしれませんね…


vol.28(06.11.24 UP!)

【聖なる夜 〜序章〜】

まだ11月だというのに、こんなタイトルでコラムを執筆するなんて正気の沙汰とは思えないという読者の方も多いことでしょう。

たしかに、日本という国はクリスマスに対する意識が他国とは違い、少しばかり準備が早いのですね。

全国に数多く存在するクリスマススポットの中で、早いところは11月中頃からクリスマスの飾り付けが始まります。恐らくサンタのオッサンも寝ている時期でしょう。こんなに早くから準備をしている事を外人に知られると「クレイジー・サムライ」と小馬鹿にされるそうです。

なぜかと言いますと、アメリカでは11月の第4木曜日に「感謝祭」なるものがあり、これが終わるまではクリスマスのことなど考えてもいないそうなのです。その他の国でも12月に入ってから準備をするのが常識らしく、11月中頃からおっぱじまってしまう日本に対して疑問を抱くのです。

「オー、ジャパニーズ、ソーロー!」

外人の避難にもめげず、もくもくとクリスマスの飾り付け作業に汗を流す業者を見かけたら応援しましょう。そう、決して彼らはソーローではないのです。まぁ、そんなことはどうでもいい事ですけどね。


毎年やってくるクリスマスの時期。恋人達は愛をささやき、美味しいチキンを貪り、ワインをグビグビ飲むのでしょう。その後チョメチョメしたりナニしたりと聖夜ってヤツはもはや性夜。これでいいのか日本。

まぁ、カップルたちのアレコレなんてどうだっていいのですが、私にとって一番問題なのが「プレゼント」です。少ない小遣いでいかにしてプレゼントを手に入れるか。安物で喜んでもらえるか。同じ悩みを持つサラリーマンも多いことでしょう。街にはそんなサラリーマン達の苦悩が渦巻いています。

でもきっと大丈夫です。なんたって一ヶ月前なんですもの。今から準備を進めて行けば、きっと当日までにはなんとかなることでしょう。クリスマスの一週間前になって顔面蒼白なんて状況は、なんとしてでも避けなければならないのですから。

しかし現実は容赦無く襲いかかってきます。黙っていても減って行く小遣いを見つめながら、出るのは只々ため息ばかり。どこかに札束でも落ちていないものでしょうか。しかしこの世知辛い世の中、そんな美味しい話は微塵もございません。

少ない小遣いを増やすため、可能な限り作戦をリストアップしました。この中からベストな作戦をチョイスしてみましょう。


1.自動販売機のおつりを探し歩く
…がんばっても1,000円くらいにしかならんでしょうな。

2.エロDVDコレクションをブックオフに売る
…すまねぇ、こいつだきゃぁ手放せねぇ。

3.ナンバーズを当てる
…当たる気がしないのは私だけでしょうか。

4.盗む
…せめて明るい未来への希望ってヤツを残してやっておくんなせぇ。

5.ばっくれる
…今後10年は嫌味をチクチク言われてしまいます。

う〜ん、どれもこれもパッとしませんね。2時間ほど悶々としていると、もう夜の11時になっていました。そろそろ帰宅してもいい時間帯ですね。



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