ほら、あなたの隣。
その彼が私かもしれませんね…


vol.90(08.03.29 UP!)

【素面】

とっても個人的なことなんですけど、ちょっと良いですか。


実は先日ですね、僕も人並みに誕生日を迎えまして、いよいよ30歳が目前に迫ってきたのです。事実、今年一年が20代最後の年となるわけで、この最後の年をいかに有意義で濃密なものにするかを考えていたのです。

やっぱりね、20代ってのは、ガラスの十代に続く重要な年代じゃないですか。まぁ、何十代だろうが人生において重要でない年代は無いと思いますので、20代に固執するわけではないのですが、巷で言われている「あること」が気掛かりなんです。

その「あること」とは、今さら当たり前過ぎて申し訳ないんですけど、20代に積み重ねたことが、30代の自分をつくるということです。いやはや、本当に当たり前のことでしたね。

でも、この当たり前のことがキチンとできていなかった僕は、20代最後の年を迎えた今、妙な焦燥感に襲われているのです。

ですから前記のように、この最後の一年を有意義で濃密なものにしていかなければならないと、喘ぎ声が漏れるほどに感じてしまっていたのでした。

朝っぱらから感じすぎてしまった結果、パンツがビショビショになってしまい、いつものように遅刻ですよ。もうね、人間のクズですよ、僕は。

恐る恐る事務所のドアを開け、忍び足で浸入を試みると、僕に向けてクラッカーが鳴らされた、なんてことは1ミリグラムもなく、向けられたのは冷ややかな視線だけ。そう、これが現実。見紛うことなき悲しき真実。

でもね、嬉しいこともあるじゃないですか。

マッキントッシュを起動させると、USAとかっていうアメリカチックな所に住んでいる姉から、誕生日カードの形をしたEメールが送られていたんです。

俗に言う「Eカード」ってヤツですな。なんとも粋な計らいですな。まぁ、全部イングリッシュでしたので、内容はイングリモングリでしたけど。


それともうひとつ、東京のお客様から一本の電話がありました。




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