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ほら、あなたの隣。
その彼が私かもしれませんね… ![]() vol.94(08.04.25 UP!) 【節目】 「日本の桜が懐かしい。また見たい。」 1年前の今頃、私は桜の写真を撮っていました。 海を渡り、遠い土地に住む姉に、日本の桜を見せようと考えていたのでした。 買ったばかりの一眼レフ。使い方もろくに分かりませんでしたが、撮ることが純粋に楽しかったことを覚えています。ニコンのロゴ入りストラップを肩にかけるだけで、なんだか分かりませんが心が弾みました。 しかし当日は曇り空。鮮やかなブルーの空に可憐な桜色が映える、優しいコントラストを求めていたのですが、寒々しい写真に仕上がってしまいました。 もうね、写真のセンスの無さに絶望しましたね。仕上がりの塩っぱさといったら、曇り空のせいにできるレベルではありません。「なんじゃこりゃ」、「フリー写真素材の方が100倍マシ」と思いました。 でも、自分で決めたことですから。大和魂ですから。 2年前の今頃、この「パチスロ放浪記」が誕生しました。 この2年間、ほぼ毎週クソみたいな原稿を書いてきました。気付けば更新回数も3桁に届きそうな勢いです。振り返ってみると、本当にくだらない原稿ばかりで笑ってしまいます。「嘲う」といったほうが正しいかも知れません。 正直なところ、サイトの閉鎖を考えることもありました。 自身の文章センスの無さに嘆き、自身の愚かさに嘆き、無力さを痛感した2年間でした。なんだか分かりませんが、エンターテインメントってヤツは難しいものです。誰かを楽しませるということは本当に困難であり、困難だからこそ挑む価値があるのでしょう。 誰に頼まれるでもなく始めた「パチスロ放浪記」。仕事ではありませんから、終わりがありません。終わりがあるとすれば、自分で終わらせる時です。 でも、自分で決めたことですから。大和魂ですから。 3年前の今頃、私が何をしていたのかなんて、実はあんまり覚えていません。 こんな時のために、「紳士記録」のようなものがあると便利なんですよね。 記憶というものは曖昧なものですから、思い出そうとしてもハッキリと思い出すことが困難です。そんな時、文章として残っていると、当時何をしていたのか、何が流行っていたのか、何を考えていたのか、そんな過去の状況がフルカラーで脳内再生されます。 まぁ、そういった記録の類いが無いものですから、記憶を辿ってみました。確かこの頃か、または前後一ヶ月くらいだと思うんですけど、私が崇拝していた「伝説のデザイナー」が退社するという事件が発生したんです。 ここトーホグから東京へ事務所を立ち上げ、そこのトップバッターとして道を切り開いていた「伝説のデザイナー」。 私の憧れでしたから、私もいつかメガシティ・トーキョーで仕事をすることを夢見ました。そんな偉人が去ってしまい、目指すべき人や道が、実体として感じられなくなったりもしました。 でも、一度見た夢ですから。大和魂ですから。 ←戻る 進む→ ◆トップページ Copyright(c)2006 Kensan & Yamasan All rights reserved. |